残暑お見舞い申し上げます!

案の定、こちらの更新滞ってしまいました。というより、もはやある意味予想通りですね（笑）

あっという間に８月を過ぎて夏真っ盛り。

のはずが、ここ数日我が生活エリアの神奈川は、夏空に見捨てられたかの様などんよりとした空模様な上に、そもそも夏のバカンス的な粋な響きの予定など一切無いので（汗）、来月から忙しくなる事ですし、今から11月のKENSOライヴに向けての準備を淡々と進めておかないとエライ事になると思い、新曲のリズム・アレンジをしたり、以前は２バスや３バスや４バスにタム14個にシンバルは…もぉいーっぱい（笑)、のセットで演奏していた複雑な楽曲たちを、今の１バスのシングル・ペダルのいわゆる普通の点数のセットでいかにアプローチするか？！、なんて事を考えながら、これ以上ない程に地味〜な夏を過ごしています。

こんなんでいーのか？

俺の夏…(涙)

さて、今秋の KENSO @ CLUB CI'TT’A KAWASAKI のライヴ会場で先行発売される、小森正式加入後の全ライヴDVDリリース（既にDVD化されている「AYR」や「Live in U.S.A」などは除く）のチェックもそろそろ大詰めとなって来ています。果たしてどんな作品になるのやら。

今回収録される楽曲は、全てがリーダー清水氏によってチョイスされたもの。中にはそもそも記録として残すだけの簡易機材でしかなかったものや、機材トラブルにより編集不可能なものもあり、普通は外される様なテイクも収録されたりします。

そんな経緯でリリースに向けた準備が進んでいるのですが、この作品の見どころは？と聞かれたら、KENSO の類稀なる音楽性とアンサンブルによる素晴らしいサウンド、と答えるのは勿論ですが、

個人的には、ズバリ…ドラム・セットの遍歴ですね（笑）。

特に2003年から2008年までの変化、からの 2014年のドラム・セットの変りっぷりには自分でも突っ込みたくなるほど面白かったです（笑）

あと、まだ拝見してはいないのですが、僕が人間部活動中で出演出来なかった2011年の、初代ドラマー・山本治彦氏の参加されたライヴや、僕が最初にゲストで参加した2003年に一緒に参加していたフラメンコ・カンテの川島桂子さんの、凛としていながらも狂熱なまでのポテンシャルから発するカンテ。そして記憶に新しい、2014年の半田美和子さんの圧倒的なオーラと凄まじいソプラノ、これらが何と言っても大きな見どころとなるのではないでしょうか。

そして、この物量も無茶振りも半端ない今回の仕事に魂込めて関わってくれている、エンジニアの大迫くんと映像の野呂さんの素晴らしい仕事がなければ、今回の作品がリリースされる事はないので、彼らのプロフェショナルな仕事ありきの作品だという事と、感謝の気持ちをここに記しておきます。Thanks!!!

DVDの件は勿論なのですが、とりえず11月のライヴがかつてない程のクオリティで演奏できればいいな、と思っています。TRI-Offensive をはじめ、ちょっと意外なアーティストの方とのライヴCD&DVDの収録等、直前まで色々と目白押しなのでなかなかKENSOだけに集中できないというのがネックなのですが（まぁ毎回の事ですが…笑）。でもなるべくベストを尽くして挑める様に頑張りたいと思っています。